マンガ「家づくり物語」①
お日柄もよく地鎮祭も終わり、家づくりが始まりました。
たくさんの 工程と大勢の職人さんが関わって家はつくられていきます。
このマンガでは、在来工法の家づくりの流れに沿って、各工程と職人さんを、おおおづかみに紹介していきます。
土地の条件によって、伐採・整地を行います。多くの場合、整地は基礎やさんが行います。


*えらい=たいへん


*レベル=基礎の一番上
*こぴっと=シャキッと,標準語化不能


*逃げ配管=他の職人さんが入る前に終了させておかなくてはならない配管作業
*がんこな=丈夫な、しっかりした
■基礎施工時のポイントの一つが“凍結深度”。
凍結深度とは、冬に土が凍る深さです。
基礎はもちろん、給水・給湯管も凍結深度より深い位置に施工する必要があります。
■暖房にサーマ・スラブ(地中蓄熱式輻射床暖房システム)を使用する場合、特別な基礎工事を行います。
写真は電熱パネルの施工。電熱パネルが土と基礎を暖め、その輻射(ふくしゃ)熱で建物全体を暖めます。
お施主様には、この頃までに、屋根や軒天、外壁、サッシの「色」を決めていただきます。







無事、上棟式を迎えることができました。
この後は、まず屋根や外壁などの外周りを固め、雨が降っても屋内が傷まないようにします。
お施主様には、そろそろ、ユニットバスの「色」を決めていただきます

■上棟後、まずは屋根の野地板と防水シートの施工です。
上棟の日のうちに、そこまで終わるのが理想です。
キムラ工房の家は、構造材が完成後も見える「現し(あらわし)」の造りが多いため、材を雨に濡らすのは禁物です。
■大工さんは、次は構造材への耐震金物(写真)の取り付け。
さらに、外壁の構造用合板、サッシの施工と続きます。


■構造用合板の施工,サッシ施工完了
完成後の外観のイメージが出てきました。
■防水シートの施工完了
この上に、外壁仕上げ材を施工していきます。
■外壁木張り施工
家の外側が、だいぶ出来上がってきました。



*食器洗い機が付くと、
給排水の配管数が変わる


*逃げる:この場合は、逃げ配線の意味。
完成後、隠れる。